2015年11月21日
iPadProでWPS
新しいアップル商品が出るたびに質問を頂きます。
「WPSで接続するにはどうしたら良いですか?」



iPadProが発売されました!
画面が大きくてきれいとの評判です。
最近のiOSは、初期設定の際に無線LANでインターネットに接続しなければ、初期設定を完了することすらできなくなっています。
Windows機やアンドロイド機の無線LANの設定で 一度でもWPSやAOSSのボタンを押して設定を行ったことがある人にとっては それが当たり前の行為になります。
が・・・
相変わらず アップル製品は、そのようならくらくボタン設定に対応していないというのが現状です。
この記事で、無線設定の基本をおさらいします。
ここ5年以内に購入した無線ルーターであれば、無線ルーターのどこかに
「SSID」
「暗号化キー」
というものが書いてあります。
SSIDとは、その無線ルーターから発信されている電波の名前です。
暗号化キーとは、その電波と接続するためのパスワードのようなものです。
無線LANの設定を行うためには、まずそれらの情報を確認することが必要です。
逆に、SSIDと暗号化キーの情報が確認できれば無線LANの設定も楽勝です

最近の無線ルーターは、複数の電波を発信しているタイプのものが主流で SSIDが2つ以上ある場合が多いです。
SSIDの名前のどこかに 「A」とか「G」とかいう記号が含まれております。
Aタイプの電波(5GHz)とGタイプの電波(2.4GHz)があります。
「どちらの電波につなげばいいのですか?」
はい・・・
基本どちらでも構いませんが、同時に同じネットワーク内で無線LANのプリンターを利用される場合は 「G」のほうが良いかもしれません。
話を戻します。
アップル製品は、WPSという機能を利用して無線の接続設定ができません。
無線ルーターに書いてある SSIDと暗号化キーをメモして 手動で設定するのがお作法です。
追伸:最近(2015年11月現在)のエレコムというメーカーの無線ルーターは、自分でSSIDと暗号化キーを設定しなくてはいけない機種もあります。
http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=6258&category=&page=1
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