2016年01月30日
丸見えネットワークカメラのセキュリティ
テレビのニュースでネットワークカメラの映像を設置者以外の第三者でも見ることができるとやっていました。
コンビニの防犯用のカメラとか、工場内の作業ラインのカメラとか、事務所の中のカメラとか・・・
NHKのニュースでもやっていたのには 驚きました。
そんなに旬なネタなんだって・・・
今日は、なんで第三者が勝手にカメラを見ることができるのかを わかりやすく解説します。
10年くらい前の無線ルーターは、そのルーターと接続するためのパスワード(暗号化キー)がありませんでした。
もっと正確に言うと・・・
パスワード(暗号化キー)は、設置者が自分で任意に決めたうえで、設定してくださいという感じでした。
よって、マンションとかに訪問すると、向こう三軒両隣の無線ルーターには、接続し放題でした。
なぜなら、大抵のルーターは、暗号化キーを設定していなかったからです。
ネットワークカメラの話に戻します。
ネットワークカメラは、設置した場所で見れるのはもちろんのこと、離れた場所でもインターネット経由でカメラの画像を見ることができます。
離れた場所から見るためには、カメラに設定したIDやパスワードが必要です。
しかし、先ほどの無線ルーターの例と同じく、IDやパスワードの設定されていないカメラがあります。
少し専門的な知識のある方は、そのカメラにアクセスして画像を見ることができるというわけです。
または、購入時のデフォルトのIDやパスワードが決められていたとしても、それはカメラの説明書を見ればわかることなので、それを変更していない場合は、簡単にログインできてしまいます。
なんか心配なんですけど どうしたらいいですか?
はい・・
カメラの設置を業者へ依頼した場合は、その業者へ確認することをお勧めします。
ご自分で設置した場合は、再度取扱説明書を見て パスワード等を設定しているか確認してください。
赤ちゃんを見守りために設置したカメラ・・・
ひょっとしたら、そのカメラの映像は、世界中の誰もが見れる状態になっているかもしれません。
もちろん、紀の川ネットでも カメラの設置やメンテナンスを承っております。
現在のカメラのセキュリティ状況を確認させていただく点検も行っております。
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