家庭内ネットワークのすすめ　　　　　jtv.ikora.tv

「パソコンの電源コードは挿しっぱなしでいいですか？」


ノートパソコンを納品時にお客様から、ちょいちょいお受けする質問です。



お客様とのやりとりは、以下、大体こんな感じです。。

私「うーん、まぁ挿しっぱなしでもいいと思いますよ。」


お客「いや、バッテリーの寿命が短くなるって聞いたんですけど・・・」


私「ああ　なるほど・・　その話になると　２０－８０の法則を説明しますね」


お客「２０－８０？」


私「はい、バッテリーが８０％まで充電されると電源コードを抜いて、２０％まで下がると電源コードを挿すのが、バッテリーの劣化が少ないのです」


お客「ほぉ」



私「でもね。。。据え置きを前提としたノートパソコンって、新品でフル充電でも4－5時間しか使用できませんので、バッテリーはあくまで補助的なものと考えてください。突然の停電のときとかは、ありがたい存在です。」


私「なので、いちいち、バッテリーのことを気にしすぎても疲れるだけですから、スマホの充電と同じような感じで、無くなってきたなと思えば挿してあげればいいし、満充電に気づいたら抜いてあげればよいと思いますよ」


お客「うんうん」


私「持ち歩きを前提としたモバイルパソコンなら、フル充電で20時間近く使用できるものもありますし、バッテリー劣化を防ぐため８０％までしか充電しない機能がついているものもありますよ」



お客「そっか～。まぁめんどくさいし、挿しっぱなしでもいいか～」


てな感じです。



据え置き型のノートパソコン（重量が重く、おおむね画面の大きさが14インチ以上）で、外で使用するという方なら、バッテリーのことを気にしてあげたほうが良いと思いますが、置きっぱなしであれば、そんなに気にしなくてもよいのかなというのが私の見解です。




ちなみに、劣化したバッテリーを交換する場合、取り外しのできるタイプでもおおむね2万円くらいします。